骨太な青春映画に株式会社リトルグローブは感動しました。 [映画]

お疲れ様です!株式会社リトルグローブです!
ここは映画をご紹介する部署でございます。

今回、株式会社リトルグローブは『サイダーハウス・ルール』をご紹介します。

『サイダーハウス・ルール』は、大人になる過程で誰もが経験する道のりを優しく爽やかに描く感動作である。
「ガープの世界」「ホテル・ニューハンプシャー」など独特の作品世界で知られる米現代文学の巨匠ジョン・アーヴィングが自身の同名ベストセラーを脚色、『ギルバート・グレイプ』『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』のラッセ・ハルストレムが、みずみずしい映像と視点で描き出した。
ナショナル・ボード・オブ・レビュー脚本賞受賞をはじめ、2000年度アカデミー賞では主要7部門にノミネートされ、助演男優賞、脚色賞を受賞するという快挙を成し遂げた。(作品資料より)


【あらすじ】
メイン州ニューイングランド。
ホーマー(トビー・マグァイア)はセント・クラウズの孤児院で生まれ育った。
親代わりのラーチ院長(マイケル・ケイン)の仕事である助産と当時は禁止されていた堕胎の仕事を手伝う彼だが、やがて自身の将来に不安を抱き始める。
ある日、ホーマーは手術に訪れた若い女性キャンディ(シャーリーズ・セロン)とその恋人の軍人ウォリー(ポール・ラッド)と共に孤児院を飛び出した。
彼はウォリーの誘いで彼の母親オリーヴが経営するリンゴ園で働き、収穫人たちの宿舎サイダーハウスで暮らし始めた。
収穫作業のボス、ミスター・ローズ(デルロイ・リンド)は様々なルールをホーマーに教えた。
リンゴ園での生活にも慣れた頃、ウォリーは再び戦地へ戻り、キャンディは寂しさを紛らわせるためにウォリーを遊びに連れ出す。
キャンディは純粋なホーマーに好意を抱き、ホーマーもまた彼女に初めての恋をし、ふたりは結ばれた。
こうして1年が過ぎ、カリフォルニアに移動していたミスター・ローズらが戻ってきたが、彼の娘ローズ・ローズ(エリカ・バドゥ)は妊娠していた。
ホーマーは彼女に力を貸してやると励ます。
そんな折り、ウォリーが戦地から帰還するという知らせが入る。
かくしてホーマーは新たな人生において重要な決断を迫られるのだった。


終盤近くになると、この映画のエンドシーンが見えてくる。
そしてその通りに終わる。
美しい情景と、人間の醜さが工作する中それでも、人間っていいなと思える映画。
トビー・マグワイアの抑えた演技に、シャーリーズ・セロンの切ないほどの美しさが絡んで、芸達者のマイケル・ケイン他名脇役たちが盛り立てる。
ハルストレムの映画の中でも、スケールの大きさ、わかり易さの点で屈指、名作と呼ぶにふさわしいSA級の一本。




Twitterまとめ投稿 2011/04/18 [映画]


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