飛ぶ教室

こんにちは、株式会社リトルグローブです!

今日も株式会社リトルグローブおすすめの作品を紹介します。


今日は、【飛ぶ教室】です!

教室.jpg

ドイツ 2003年
監督:トミー・ヴィガント

あらすじ
少年合唱団で有名なライプチヒの聖トーマス学校の寄宿舎にやって来た少年ヨナタンは、問題児扱いされ既に6回も転校を経験し、これが最後のチャンスと決心していた。
そんな不安を抱えたヨナタンを、クラスメートと音楽教師のベク先生は、温かく迎えるのだった。
日々友情を深めていくヨナタンたちは、ある日隠れ家のソファーの中にあったある本を偶然発見する。
表紙には「飛ぶ教室」と書かれていた・・・。


オープニングで流れてきたピアノのメロディーに、すぐにこの作品は当たりだと確信しました。

少年達の穢れない瞳とひたむきな友情に、遠い昔に忘れていた感覚が呼び覚まされ、心がリセットされていくように穏やかな気持ちで満たされていく。
子供の頃の出来事は時とともに薄れていってしまうが、その未熟な体と心で感じたものは、いつまでも心の片隅に刻まれ、決して消えてしまうものじゃないと思えてくる。
そんなわずかに残された気恥ずかしいほどのピュアな部分を、ビシビシと刺激してくれる作品でした。

そしてそんないたずらっ子達をいつも温かく見守ってくれる正義先生(ベク)の愛に包まれて、友達を思いやる優しさと信頼の心を育んで行く少年達の姿の、なんと愛おしいことか・・・。
そして月日が流れ、離れ離れになってもなお変わらなかった大人達の友情にも、思わず涙・・・。

飛ぶ.jpg

1冊の児童文学書を読んだ感じ!!
どうやら、そう思ったのは大正解!
「ふたりのロッテ」「点子ちゃんとアントン」の原作者で有名なエーリッヒ・ケストナーの原作だったんですね。

子供はもちろん、大人でも考えさせられることがあり、たくさんの人たちに見て欲しくなる、そんな映画でした。

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